ザ・グランドファーザー : おじいちゃん

the grandfather

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2007.08.13

_ [イベント][立体]WonderFestival 2007Summer

はいはい、余計なことしかかかないよ。2007Winterの様子は二つ前のエントリーにあるよ。


誘導灯の儚い権力の輝きに幻惑されて夜の湾岸をさまよう人々。赤い光さえ見えればその源が警備員だろうと消防団の倉庫だろうとなんにでも群がる人々。行列の中で無数に交わされるベタなオタク雑談を生体Podcastingされつつ過ごす涼しい夜。


R.C.ベルグ/この夏は宇宙的文字で社名を示したりしてコーポレート・アイデンティファイをゴニョゴニョするのがクール。ただひっくり返ってるだけなんだけど、それに気づくまでの妙なものみちゃった感がよかった。


とれぱんぐ/おまえはまたちょっと毛色の違う綾波を買っちゃったの? 今度はアスカも? あとこれプライズ製品のガレキ版なのを判ってて買ったの? うるせえよしらねえよ。よしんば知ってても完成品だったら買わなかったっつの。綾波はそんなでもなかったが前衛アスカがかなり。ゴツい手甲とつま先のない足の形さえあれば俺はなんでもいいんじゃないかな。PG。


h-unit/ドレッドノートちゃん。なんかかっこいいと思ったらこれはいづなよしつねマンガのキャラか。どういうものかと思ってチョロっと何ページかみてみたら半分下書きみたいな感じで仰天した。


GKカタカム
/ウランがエロい。他に全裸のガッシュも出してたりしたがこの幼児の皮下脂肪感は変態筋にはハッスルたまらん感じではないんですかね。フル可動サムスアランもわりととんでもないな。


りんごじゃむ/ベンディングマシンレッドのペーパークラフトはいいとして(まったくよくないが)、タコの滑り台をペーパークラフト化する精神の有り様には宇宙的恐怖を感じざるをえない。一年前のWFでも同種の遊具がガレージキットになっていたが、どこかの地域の上水道に何か毒でも投げ込まれたのだろうか。


genocide kitten/このディーラーはいつもおしゃれだなあ。このキットもパッケージが缶に入ってておしゃれであった。この種の小手先にはいくら力が注がれてもいいと思うンスよね。おしゃれに弱いのでぜひもなくおかねをはらったんですよね。そして作られてる数に比べて東方物はいまいち動きが鈍い感じがずっとするんですよね。アニメじゃないからですかね。PG。


宴会芸/製作者のリビドーが衒いなく表現されているのをみると気味がいいようななんだか居心地が悪いような妙な感覚を覚えます。何か見てはいけないものを見てしまった気がしてな。下膨れ気味のツラ構えとプランパーな感じの肢体からみるにつけこれを作った人は白井薫範とかがすきそうな感じ。しかし検索に向かないディーラー名だ。


風まかせ/珍素材シリーズ。井波彫刻。箱書きにキャラの名前がそのまんま書いてあり衝撃的。キャラチョイスの微妙なオールドスクール感と作者経歴が2000年で途切れている辺りに薄暗い何かを感じる。


丸利商会 国内事業部/珍素材シリーズ。陶器。前々回辺りストロングスタイルな女の子(陶製)をもってきてて高インパクトだったところ。なんか既に定着した感じがある。何度か目にして思うのは、陶器って、シャープではないのにまったくモッタリ感のない、不思議なニュアンスを共通してもっているということ。おもしろいんだよなー。あ、製作工程とかに急に興味がわいてきたな。会場で話をしとけばよかったな。


いたんぢ/ヴィネットという表現形態については海洋堂が手前で仕掛けて手前で根こそぎにしてった感じがしていたのですが。いや、キツテフとかあるけどもさ。そんな脳内焼け野原に芽吹いたナニをパチリ。


SABBAT/ここのチェス駒はかっけーなあ。毎回、1セット揃えると幾らかかるかを計算しようとして、チェスの駒構成がうろ覚えな事に思い当たって思考停止するんだよなー。


ambsace/武装神姫の換装パーツもけっこうつくってるところが増えてた。よーやっとプラットフォームとして機能してる感がありありで楽しそうだ。でも素体はバージョン2的な何かが出るんですって。マジかー。


F-Face/ここのワンダ頭リセット頭と薄PVC製のお召し物もたいした行列だったしなー。PG。



CLUBピストルディスコ/なんかみないうちにBJPMがかなりいい感じになっているんじゃないか。面というか、太い構成がちゃんとできるようになってるのはかなり。前からできなかったわけではないと思うけど、サンプルレシピのセンスも含めてそこら辺が視野に入ってきてるのが見て取れてこの先もよくなっていきそげ。アトリエ彩の方はみた覚えがないんでよくわかんねッス。


THUNDERROAD STYLE/えーと、ブースの名前がサンダーロードスタイルで、これつくったのはモデリズムで、企画としての名前がメカトロ中部でいいのか。もうだめだ。判りづらくて死んだ。ちょっとちっちゃくなってキット化されてた。このサンダーロードスタイルのサイトはおもしれえなあ。同じようなレベルの人がツルむ法則を高次元で実践しており大変だ。


monocana/大統領だ!今になって!!そうだスわたスが大統領だス。なんとかしてウェポンベイを開きたいなー。そしてこのゼルダのキャラは何かすごくいやらしい雰囲気がある。今回は両方とも展示だけだったので次回に向けて要予習。


Reconquista/レミリアもいいけどこの騎乗したオリキャラがとても気になるな。自分内法則では、展示だけされてるオリキャラが次回以降販売される可能性はかなり低い事になってるんだけど、これは売られてほしい。


zf/あれー、なんでここの画像を撮ったんだったっけかな… ディーラー名見て「これは後からサイト探せねーな」と思ってフライヤーをもらったことしか思い出せない。なんかこうこのディスプレイのちゃんとした感じというか、野菜の無人販売所的ディーラー卓経営だけじゃつまらんよなみたいなことを考えたような気がするが、アワ吹きそうになってきたので思い出す努力はもうやめます。


夢創盆栽工芸/造花で造った盆栽を売ってる。ちょっと調べてみると、こういうのは工芸盆栽っていって、ちゃんとジャンルとして存在するものらしい。インタレストですなー。そしてなぜか同人誌売りのフランス人(この人は前からいる)と合同ディーラーだった。局所的にカオス度が度を越していた。ワンフェスおもしれえなあ。


Reply From.../オーディンスフィアはもうちょっとあるかと思ってたけどメルセデスが少々くらい。発売時期がちょうどむつかしい時期だったのかもしれない。グリムグリモアは影も形もなかった。


仏滅☆Performer/このディーラーいつも出来がいいなあイカスなあと思うんだけど半年経つとなぜかチェックから毎回抜け落ちるのよなー。なんでじゃろ。世界樹の迷宮はけっこうたくさん出てたような。おおざっぱにいうところの原田たけひと枠的な扱いなんですかね。


Go to GARAGE!!/色も入ってないしスカっと完売してたものの何か気になるところがあったので覚えておこう。これの立体化なのね。フムーン。



RUM KANDIS/ハーレムディーラーという勝手な印象をもっている。このディーラーの製品、製作者がほぼ全部違うんだけど一様にダルい感というか、手ひねりニュアンスを残したつくりにみえて。ディーラーのポリシーかもしれんし、同じ趣味の集まりということかもわからんけども、自分はシャープさであったり緻密さであったりの点で人の手の介在を感じさせないようなつくりが好みなので、どうしてもそこがひっかかるんだよなー。


ディーラー名不明/どこにもディーラー名の掲示がなかった!あとで調べようと思って島だけメモしてカタログを確認してもそれらしいディーラーがみつからない。A-18辺りで和洋菓子のマグネットを売ってたところ。画像残してないけど他にチョコレート型のマグネット売ってたとこもあったんだよな。また二つ三つディーラーがあるだけでジャンル扱いする病気が出そうだ。


ラブタコス/そして今回のマグネット白眉はコレッスよ。松本メーター。見つけたときには大完売しておりガックシ。


Dimension Diver/次元可動と銘打って売られてたメカ二つ。具体的に何次元かは明示されてなかった。侵略ロボみたいなこの女子ロボもそうだけど、スパロボは携帯ゲーム機で出てる傍流ラインの方が変なメカデザインでいいな。なんか腕がバリカンみたくなってるのとかいるよね。バルカンじゃないよ。


オックス/ここいらの、デカくて、よくできてて、題材の画力がべらぼうに高いのを造る系ディーラーの区別があんまりつかないんですよね。


Y.A.K/マン子さんの蛸漁。得体が知れなさ過ぎる。すばらしい。ディーラー名で検索してもヤコブレフの戦闘機しか引っかからないぞ。


軽音堂/前回、五体満足のキャラクターを造っていたので、そういう方向にいくのかなと思ってたら今回はまたほぼ首のみに。



電子レジン+TPO/オリジナル物の佇まいにちょっと惹かれるものがあった。てか、版権フリーだから問題はまるでないんだろうけど、ワンフェスでほびりん(WHFのマスコット)売るのは男前だなあ。


風雅/ネイキッドとプロトタイプなジェフティ。Z.O.E.はほぼ毎回どっかしら新作を出してるような印象でいますけど、原作はまだ展開が続いてるんだっけ。


三条獅子/モンスターハンターは多かったスね。素材(クリーチャー)も製品(装備)もえらい数。ほんとの実数としてはそうでもないかもしれないけど、デカいか要素が多いかのどっちかで非常に目立つんだよね。あ、この画像はツラ構えが森田信吾(『栄光なき天才たち』の作者)の描く女の人みたいだったので撮りました。


奥さん!さよならです そして ありがとう/ロボ師はもうおらん! にしても惜しすぎる。そしてディーラー名が泣かせすぎる。ファイズギアのペーパークラフトとかすげーのになあ。


T.M.T/この河童ぽい鼻面の解釈はかなりかわいい。



ピクニック ニック ニック/オリキャラ!ミルキーで描いたみたいな色使いだ。サイト見てて気がついたけど前に版権物出してるときにみた記憶が思い出された。そのときは特にポジティブな印象は受けなかったんだよなー。


フェ部/一年前から気にしてるフェ部待望の女子キャラ!今回は完成見本まで!!ディスプレイに"for sale"って書いてあるので売ってるのかと思ったが別に"now on sale"と書いてあるわけじゃなかった。


CANDY GAME/この紺屋碧悟もそうだけど、寺沢大介のマンガってわりと頻繁にフォローのしようがない悪人とかショッキングすぎるイベントとか発生するよね。あ、造形物と関係ない話してスマンス。メンゴメンゴ。


もりもり亭/垢から生まれた垢味皇、普通の味皇、フケから生まれたフケ味皇。講談社の見本提出ポリシーを知らないけど、上の大年寺とかも含めてこれらを眼前にした寺沢大介の感激はわりと容易に想像できるな。



タチウオ/沙悟浄と猪八戒。孫悟空もつくってた。これは今回5本の指に入るヒット。沙悟浄のツラがたまらん。すごくいいな。こういうのにためらいなくお金を払える大人にならんといかんよな。つまりは買わなかったということだが。あー。


だめみたい.../いや、だめじゃないよ…… こっちのハルヒのがだめじゃないとおもうよ…… でもサイトの雰囲気を見ていてもしかしたらメモするディーラー名を間違えたんじゃないかともおもった……

画像の説明サンガッツ本舗/水木しげる絡みのとてつもなくいかすソフビを出しているディーラーが高まりに高まった挙句、大変なことになった例。たかまりすぎ。


NOTE SYSTEM/同人インジェクション物もぽつぽつ増えてるなー。この辺のジョイント径とかは自然発生的にレギュレーション化しつつある感じがあるね。





リキッドストーン/狂気のパーツ分割と狂気のディーラー/徹夜ダッシュ。買わなかった人間にはそれ以上のことはよくわからんス。


(株)ゼロ/キャストオフするブールーズ・ゴウトを販売する企業。


関東学院大学模型道楽会/ほかの部活ディーラーが目に入らなかったので比較対象がないけど、すくなくともここは毎回精力的に動いてる。妙な扇情的ポージングのこのオリキャラも仕上げまで手抜かりのない感じ。でも2000円のキットの完成品を4000円で売るのはどうかしてるから止めたほうがいいと思う。学生やったことないから知らないけど、学生の時間と手間ってそんなに安いのか。


STAND ALONE/えーと、造った人のサイトはコッチか。なんだよなんだよかっけーな。そしてよくみたらなんたるハイレグ。PG。ここは、っつかこの人は今後も要チェックでレッツビギンや。サクセスやで。


RED FOX/九大天王勢ぞろい!完璧に死んだ!! いつも思うけど横山キャラは塗装とかで相当オーバーにメリハリをつけないと単調な印象がぬぐえないなー。

CHEMICAL REACTION/毎度ネタチョイスの奇特さと製品の完成度のシナジーで前人未到の地を踏む感じのディーラー。こういうのを見せられると、カタログ表4に書いてあるWSCの安い感じのアジテーションが空疎なものに感じられる。そんなこと自明でやってるディーラーが大半なように見えるけど、いったいその言葉は誰に向けてンスか?


Long Long/新作展示。次のワンフェスで塗装したの見てから考えよう。



海洋堂/アッセンブルボーグ。本格的にミクロマンを詰めにかかってるな。楽しみだけどなんかえげつないなあ。


海洋堂/リボルテック・フロイライン。これも楽しみだがえげつない。そして出るのはエヴァンゲリオンとFate/stay night。版権チョイスがバカの一つ覚え的でまったく小回りが利いてないのはもう気にならなくなった。商品として成立させることを気にするとイキオイそうならざるをえないんだろうか。


最後に画像撮り損ねたところを思い出そう。ポクポクポクチン。卓球模型!なまらエロいルイズをくじ引いて買ったのに安心して画像を撮り忘れた! 次!HBC-Brote! かっこよくて可動する何かが売り切れていた気がする。その後なぜかまったく近寄らないまま帰った!
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2007.08.31

_ [映画]グラインドハウス

http://www.grindhousemovie.jp/
通常公開では無意味げなディレクターズカットで尺が伸びるときいて、二本立て先行上映の方を観てきた。よかったー。特に、タランティーノが撮った『デス・プルーフ』の方。カー・アクション+殺人鬼物の体裁をとりつつ、クソオタ・エクスプロイテーション映画として出色の出来。むかつくドキュン女子を、まずダークサイドのスタントオタがレイプマン的に粉砕して、さらにダークサイドをライトサイドのスタントオタ女子が成敗するというプロットが、クソオタの日陰と日向両方の欲求を的確に満たしていくようになってて、非常にずるい。殺人鬼担当カート・ラッセルも、ドキュン女子をたらし込んでる時は、いわゆる殺人鬼担当としての責務をシリアスに全うしてるんだけど、いざ後半、スタント女子にやられ始めると急に取り乱して大慌てしちゃって、実にショボく、クソオタの卑小な心性をとらえて心地いい自嘲心を惹起することで、後味の悪さが全然残らないようになってるいやらしい作り。あと、善玉の女子4人は特に美人ではないのにかわいく描かれていて大変よろしい。特に『キル・ビル』でユマ・サーマンのスタントをやってたゾーイ・ベルがよすぎる。ロザリオ・ドーソンもけっこういいが。善玉では一人だけ、『らき☆すた』でいうところの神岸あかり的ポジションの人の扱いがひどかったけど、多分そこで浮いたリソースがドキュン女子の中で唯一いい塩梅だった土屋アンナ似のヴァネッサ・ファーリトに注がれているのだと思うことにする。
『プラネット・テラー』の方もおもしろくて、スカシ感のあるギャグや、ラストのすっぽ抜けた情景とか好きなところなんだけど、なんかロバート・ロドリゲスの根底に流れる真面目さを感じてしまって、どうも悪ふざけが足りないように思った。なんか『グラインドハウス』というタイトルに代表されるパロディをちゃんと敷衍しようとしている感じね。どっちかというと、ダニー・トレホ出演のフェイクトレイラー『マチェーテ』の方が自己パロディだからか、真面目さが見えづらくなってていいな。他のフェイクトレイラーもいちいちしょうもなくていいんだがイーライ・ロス『感謝祭』の度を越した感が一番ヒット。あ、忘れてた。『プラネット・テラー』にも、『デス・プルーフ』にも同じ役で登場するんだけど、マーリー・シェルトンの女医キャラがちょうかわいかっこいい。
総じてとても楽しく、すばらしく影のないいい映画。二本立て+フェイクトレイラー全部入りで観てまったく損のない、というかこの形で観るべき映画な気がするけども、今後どっちか一本観るなら明らかに『デス・プルーフ』。