ザ・グランドファーザー : おじいちゃん

the grandfather

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2004.11.06

_ [映画][感想]恋の門

http://koinomon.com/
友人いうところの"コジャレサブカル"の権化のような映画。じょいまっくすから市川染五郎まで、ギチギチに詰め込まれたオタク的フッテージの奔流が、松尾スズキのウェルメイドな演出と脚本によって客席全体に注ぎ込まれる様を目の当たりにして、ナチュラルボーン・ストロングスタイルのオタクではなく、他者と異なる為の手管としてオタク性を選択し、自らの消費行動にアイデンティティを仮託している紛い者は、アンビバレントな感情を抱く事を余儀なくされる。その苦さは、ヴィレッジバンガードの書棚を眺めた時に感じるのと同じもので、自分がマーケティングという釈迦の掌に捉えられるような、POSレジの1キーに類型化されるような、そんな感覚。自分がありふれたものであることを他者によって突きつけられ、そのことで簡単に揺らぐ自らの薄弱な自我を自覚してしまうことへの忌々しさ。駆り立てられた犬。パワーエサの存在しないレベルを蹂躙するパックマン。

_ [EQUIPMENT]mintdesigns 05S/S

http://www.mint-designs.com/
ミントデザインズから来年の春夏物の案内が届いていたので、行ってきた。プリントでは、マルチカラーのストライプにクローバーをあしらったものや、グリッド柄の一部をマルチカラーで塗りつぶしたもの、エルマーと竜ぽいドラゴンのシルエットなどが目につく。服の仕立てではプリーツシャツや、プリーツの向きをセルごとに変えて、大きな編み目のように見せたワンピースがいい。今期からは靴も作るようで、シンプルなパンプスが何足か置いてあった。相変わらずそびやかで、気品と稚気の同居した素敵なブランドだと思う。仕方ないことではあるけれど、メンズの展開は控えめで色使いも地味なので、中々対価を払えないのが残念だ。

_ [イベント][感想]明和電機/ナンセンス・マシーンズ展

息苦しいほどの狭さhttp://www.ntticc.or.jp/Schedule/2004/NONSENCEMACHINES/
行ってきた。明和電機はずいぶん前の箱根の森美術館での展示以降、あまり気にしていなかったのだけれど、今回は今までの活動の集大成的な内容で、かなり満足がいった。製品の自動演奏も頻繁にあるし、社長のポエミー性向が強く出た新作『エーデルワイス』は、社長手ずから製品をよくデモっていた。パチモクやリズムマシーン『音源』も、自分で演奏できるようになっていて、コンセプトの一つでもある生音の迫力を存分に味わえる。芸人根性は明和電機の特徴だと思うのだけど、その発露の一側面であるところのライブパフォーマンスも、パリで行われたライブの模様が常に上映されている。全体的に明和電機のエッセンスを余すことなく伝えようとする好ましい意図を感じた。長いこと(12/26まで)開催しているし、プレイバリューも高い。ファンでなくとも楽しめると思う。

_ ワンピース制服の素敵さ

ミッド・センチュ・リーhttp://www.ymmn.co.jp/maywa/intro.htm

明和電機の女性用制服には、ナッパ服とワンピースの2種類がある。そのうちのワンピースがとてもかわいらしいのだけれど、ここで買えるようだ。素晴らしい。買おう。誰かに着せよう。

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