ザ・グランドファーザー : おじいちゃん

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2004.11.05

_ [COMIC][感想]マイク・ミニョーラ/ヘルボーイ:妖蛆召喚

本: ヘルボーイ:妖蛆召喚JIVE AMERICAN COMICSシリーズ
第一部完。面白かった。ラスプーチンもヘカテも正義の宇宙人も、みんなヘルボーイが大好きで、ギャルゲーの主人公状態。男前でプリティな、ヘルボーイの魅力的な人格の描かれ方こそがやっぱりこのヒーローの肝となるファンタジーだと思う。それを、手前の容姿に悩む、色気づいた厭世的なクソガキにしてしまった映画版はやっぱり弱い。話としては、今までのエピソードの伏線を上手く消化してスッと得心がいく感じ。ホムンクルスのロジャーの優遇ぶりはうれしいところだけど、ヘルボーイってホント人間と非人間の物語的な耐久力の差がありすぎると思った。ロジャー登場の時はあんなにコロコロ事切れてたのに。ナチ子さんはちょっと気弱で、ロブスター・ジョンソンは正しく正気と狂気の境目を歩く怖い人だしで、今回は陽性のキャラがいない。その分寂寥感が強調されているようで、この雰囲気は好みだ。瓶詰め頭のフォン・クレンプトも、今回はやたら賢しいし。そんな中で、やっぱり最後に出てきて女の子になだめられているラスプーチンがおかしみを提供している。妖精王や地獄の御歴々が登場しなかったのは気になるけど、ミニョーラ本人の手による続刊に無理やり期待を持つ材料としたい。
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